「新築マイホーム」「新車」「最新ファッション」
一見すると“当たり前”のように思えるこれらの価値観。
でも本当に、今の自分にとって必要でしょうか?
私は世帯年収400万円の中で、心豊かに暮らす方法を模索する中で、
この“当たり前”を見直しました。
今回は、そんな私が「浪費しない価値観」に変えていった過程と、
実際にやった3つの支出の見直しポイントをご紹介します。
【家に何千万も出せない】新築マイホームは選ばなかった理由

築45年の中古戸建に引っ越した経緯
私が現在住んでいるのは、4年前に引っ越した築45年の中古戸建てです。
それ以前は貯金をするために主人の実家で同居していました。新築マイホームを建てるために同居していましたが、浪費をしてしまい思うようには貯金できませんでした。
新築で建てるとなると2,000万以上は必要ですが、収入と将来必要となる金額を照らし合わせるととても新築を建てられる程の余裕がありません。
実家の新築体験で感じた「5年後のリアル」
ここで私は実家で新築を建てたときのことを思いだしました。
実家は私が高校生の時に新築を購入しました。
当時あこがれの新築に住むことができてとても喜びました。
ですが、5年も住めば使用感もあり普通の家です。新築感はありません。自分だけの間取りもプロでは無いので使いづらい箇所もあります。
せっかく新築を購入しても5年後、10年後に残るのは使い込んだ家とローン返済に苦労する両親でした。
そのことを振り返り、自分はローン返済よりも違う形で心を豊かにするお金の使い方をしようと決意しました。
そこで私が出した結論が
新築に住むなら賃貸。マイホームが欲しいなら中古物件。
新築の気分を味わうのであれば、賃貸で借りればローン返済やリフォーム代もかかりません。気分が変われば引っ越せます。
マイホームが欲しいのであれば、中古物件がゴロゴロ転がっています。
2023年10月時点で全国平均空き家率13.8%と過去最高を更新していて、今後も増えることが見込まれます。
私は住む地域でも少し歩けば何件かは空き家がある状況です。
その中から条件にあった物件をネットからでも探せます。
ローンを背負う人生ではなく、「自由なお金の使い道」を選択。
【走ればいい】新車にこだわらない理由

車社会の地域に住んでいる我が家では、私と主人で2台の車を所有しています。
以前は「車は走ればいい」と思って、中古車を選び、ローンのない生活を送ってきました。
実際、それで十分暮らせていましたし、浮いたお金で貯蓄も増え、家計にゆとりが生まれました。
そのおかげで、今回“納得して”新車の軽自動車を購入することにしました。
無理なローンを組まず、必要なタイミングと条件を見極めた「自分軸の買い物」です。
「見栄ではなく、目的と家計に合った選択ができているか」が大切。
【新作=正義?】その価値観を手放してみた

アパレル時代に感じた「新作の真実」
TVやyoutube、雑誌SNSでしきりに紹介される新作商品。
以前アパレルの職についていましたが、どんなに新作でも2,3ヶ月後にはセールになっています。
職業柄で新作の服を身にまとい動くマネキンをしなくてはいけませんでした。
そんな中で服やアクセサリーは値段で価値を判断していたことに気がつきました。
高い・新しいよりも、「今の私に似合うか」を基準に。
そんなことよりも大切なことは、新作の値段ではなく自分に似合っているかの価値です。
どんなに高価なものや新作商品でも似合っていなければ価値がありません。
服やアクセサリーは着るものであって、着せられてはいけません。
あくまで主役は自分自身で服やアクセサリーではありません。
どんなに安くても中古品でも似合っていればいいのです。
どんなに服を持っていても着る体は1つです。吟味しましょう。
まとめ
「それって本当に、今の私に必要?」
そう自分に問いかけるだけで、支出はグッと減ります。
今回ご紹介したのは、私自身が実践してよかったと感じた節約の考え方です。
すべての人に合うとは限りませんが、何か一つでも心に引っかかれば嬉しいです。
心が自由になれば、お金も自然と整っていきますよ🌿
ご覧いただきありがとうございました。


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