こんにちは☀
ここ数年、物価が急激にあがっています。
今までであれば季節が過ぎたり、食料の供給不足が終われば価格は落ち着いていました。
しかし、現在の物価高騰は落ち着くどころかあがり続けていて毎月の生活費がどんどん増えていると感じている方も多いのではないでしょうか。
とくに食品や光熱費など日常的に必要な支出が高くなり家計のやりくりに悩む方も少なくありません。
しかし、物価が上がる中でも”無理せず”実践できる節約術は存在します。
今回の記事はまず物価高騰の背景と影響についてまとめました。
物価高騰の原因とは
日本の物価高騰の原因は主に3つあげられます。
世界的な原材料価格の高騰
新型コロナウイルスからの経済回復に伴う需要が増えたことと、2022年2月から始まったロシアとウクライナの戦争により、エネルギーや肥料などの原材料価格が高騰しました。
これは輸入に頼っている日本では大きな打撃となって現れています。
肥料価格の値上がりは農産物の高騰をまねきます。
ガソリンは3年前にくらべても15円ほどあがっています。ガソリン代は車社会の地方では大きな負担となります。地方だけではなく都心部でも物流に欠かせないトラックの燃料費もあがるので、その分の経費も商品価格に上乗せされるので都心部も例外ではありません。
円安
日本とアメリカの間で金融政策の違いにより円安が進行しました。
それによって輸入コストが増えてしまいました。単純に円の価値が下がっています。
以前は1個100円で買えてたものが今はおよそ1個150円と50円多く払わなくてはならなくなりました。
銀行にお金を貯金していても同じ金額でも円の価値がさがってしまうので、モノの価値があがり価格が高くなります。
サプライチェーンの混乱
このサプライチェーン、聞いたことはあれど意味を深く理解していませんでした。
調べたところ世界的に秩序よく流れていた生産〜物流の流れが新型コロナで途絶えてしまい混乱が今現在までつづいていて、需要にたいして供給が不足していて、モノが不足しているので値段が上がる現象が起きているのだそうです。
ここで重要になるのが通貨の価値です。円安の影響で他の通貨に買い負けてしまい、ますます供給不足が進む原因となります。
物価高騰が家計にあたえる影響について
ここ数年の急激な物価高騰は、家計の負担が増えて貯金や将来の生活に影響を与えています。
実際にWebアンケートでも以下のような結果がでています。
【引用文書】家計直撃!消費者の約9割が物価高騰を実感、今後も続くと予測|物価高騰に関するアンケートを実施
引用:Rリアほ
物価高騰が家計に与える影響は非常に大きく、特に生活費の負担が増加することで家計のバランスが崩れやすくなります。以下に具体的な影響をいくつか挙げてみます。
1. 食費の増加
物価高騰の中でも特に影響を受けやすいのが食費です。
食品価格の上昇は、毎日の生活に直結するため、多くの方が実感しているかと思います。
例えば、米や野菜、肉類などの基本的な食材が高くなると、いくら自炊していても影響が出てきます。
外食も外国産を使用して提供されることが多いので、値上げせざるを得ない状況です。
2. 光熱費の負担増
エネルギーを輸入している日本では物価高騰でこれらの料金も必然的に上がります。
特に真夏や真冬は冷暖房の使用が多くなるので光熱費がかさみやすいです。
光熱費(電気代・ガス代・暖房費)の上昇も家計に大きな影響を与えます。
3. 消耗品や日用品の値上げ
トイレットペーパーや洗剤、シャンプーなどの日用品も物価高騰の影響を受けやいです。
これらは日常的に使用するため、少額でも積み重なると家計に大きな負担をかけることになります。
特に、「これまで通りの生活をしたいけれど、支出が増えて困る」と感じることが多くなりました。
4. ローンや借金の負担
これは金融政策で一般的に物価上昇時には引き締め(=金利上昇)に動きます。
変動金利の住宅ローンで金利が上昇すると返済額が増えるため、家計がさらに厳しくなることがあります。
5. 貯金への影響
物価が上がることで生活費が増えると、貯金に回す余力がなくなってしまいます。
定期的に貯金をしていた家庭でも物価高騰により生活が圧迫され、貯蓄が後回しになったり赤字家計になる場合もあります。
6. 心理的な影響
物価高騰は、家計だけでなく心理的な面にも大きな影響を与えます。
生活に余裕がなくなると買い物の際に”必要なもの”を買うことすら躊躇するような状況になり、消費意欲が低下することもあります。
まとめ
以上が物価高騰の背景と影響についてまとめました。
今まで通りの世の中ではなくなりました。
物価高騰には家計を正しくコントロールをする必要があります。
次回パート2は”食費編”についてご紹介します。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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